第34回関東集会  2004.11.20
参加人数
参加者 33名(会員14名)

内 容
はじめに、会員のみの話し合いで、裁判中の方々が、どのように弁護士と信頼関係を築き、裁判に臨んでいるかを話しました。その後、学生達が加わり、幹事から11月18日に衆議院本会議で可決された「犯罪被害者等基本法案」について経過報告がありました。

出席者全員で法案の読み合わせをし、明記された「その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利がありその救済は国の責任」の一文を噛み締めました。具体的な施策はこれからという事ですが、ようやくここまでたどり着いたという思いです。

最後に関西テレビで放映された「被害者家族の7年(神戸児童連続殺傷事件)」のビデオを見ました。

重いテーマで、もしあの時弟を一人で行かせず一緒に行っていたら、弟は事件に遭わなかったし、守ってあげられたと自分を責め続ける兄。少年法に阻まれ意見陳述も出来なかった父。皆、自分達の姿と重なり、一生忘れる事は無い苦悩、逃げ場の無い現実に涙を流しました。
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