第38回 関西集会  2004.6.13
参加人数
参加者 30名(参加者21名)

内 容
テーマは「検察庁の取り組みについて」と「自民党司法制度調査会 基本法制小委員会の座長試案の検討」。 大阪地方検察庁より3人の方が講師としてご参加くださいました。

検察官の刑事部の役割や、刑事司法での位置付け、具体的な仕事の中身を一般的な例で説明して下さった後、出所情報部の方から出所情報の通知制度、満期出所、仮釈放の違いなどについて資料をもとに説明してもらいました。

個別案件には答えられないとの事前のお断りがあったので少し残念ではありましたが、犯人が満期間近の会員もいるのでそれを知るにはどうしたらよいのかなど、一般的な質問には具体的にお答えいただき、これまで文字や一般情報でしか知らなかったことが明瞭になりました。今後も今回のような話し合いの場をつなげてゆきたいと、皆からの要望が出ました。

座長試案についての検討では全文朗読のあと、刑事裁判で犯罪被害者が裁判に参加する時は国が休業扱いを担保して欲しいということと、警察の捜査開始から司法解剖までの遺体のあまりにずさんな取扱い例が報告され、「死者の尊厳を守る取扱いを望む」という意見をとり入れて欲しいとの要望が出ました。
閉じる