第40回 九州集会  2009.7.27
参加人数
参加者7名(会員4名)

内 容
 幹事会報告と会員それぞれの近況報告など行いました。

佐賀県の殺人事件では一審の判決後、被告側が控訴しましたが、数日後、被告人が拘置所で自殺未遂を計り植物人間状態となりました。

入院、回復の可能性は無く、公判停止がすでに10年間続いています。このまま公判取下げとなれば、一審判決(無期懲役)も破棄されてしまうのが遺族には納得できません。一審判決で終了(公判棄却)とならないのか、法の不備を感じます。

 鹿児島で飲酒ひき逃げと時効廃止の街頭署名運動に参加した会員からは、時効廃止についてはまだ一般の認識が低く、理解を得るのに苦労されたと報告がありました。

 福岡高等検察庁に調査を依頼した、九州・沖縄8県の被害者参加裁判6ヶ月間の状況(参加の裁判回数・事件の罪名・参加内容等)について、検察庁の方より報告を頂きました。

対象事件数の割には被害者参加の裁判が少なく、参加制度の周知と、理解を深める対策が必要と感じました。
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