- 参加人数
- 参加者 32名(会員21名)
- 内 容
- テレビ朝日「報道ステーション」の取材がありました。
「1970年代の被害者補償問題」を取り扱ったビデオを鑑賞し、「あすの会発表・訴訟参加制度案要綱」を日頃あすの会でご協力いただいている山上弁護士に解説していただき、「精神医学について・初歩から」を当会会員の医師に講演していただきました。
幹事会報告の後、陳情活動の報告と今後の取り組みを話し合い、関東集会に参加した会員の報告、また某損保会社が目撃者情報収集のための費用に対する保険を創設したということが話題になりました。
「訴訟参加制度案要綱の解説」は山上弁護士が制度案作りに関わってこられた事もあり、以前の集会で全員朗読した時とは違い非常にわかりやすく、会員に好評でした。そしてこのような法案がぜひ成立する事を望むというのが全員の声でした。
医師による「精神医学講座」は前回の集会で全員の希望で始まりました。
同じ医師ばかりが鑑定を行うということは「その見解が学説化し偏向が生じる」など、精神科医として現役でもある先生の講座は被害者にとって衝撃的内容で幕を開けました。
そのほか、「司法精神医学」は医学生の教科書400ページの中に僅か2ページしかないこと、精神障害者の人権を優先させるか、犯罪予防のための保安処分(障害者の拘束)を優先させるかという問題が存在すること、責任能力の有無については簡易鑑定を3日間で行うが、日数不足のため中途半端な鑑定となりやすいこと、生物学的(客観的)もしくは社会心理学的(相対的)かのどちらに重きを置くかによって、つまり鑑定者がどちらの医学説に依拠するかによって鑑定結果は異なることなどをお話しされました。
今後も行ってもらいたいという意見で一致しました。継続して行う予定です。
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