第35回 関東集会  2004.12.11
参加人数
参加者26名(会員17名)

内 容
犯罪被害者等基本法の成立後、最初の関東集会ということで、署名活動に奔走した時期を振り返りながら、成立を喜びました。

その後、会が出した声明文を読み合わせ、岡村代表の「やっとスタートラインにたったに過ぎない」という言葉通り、誕生したばかりのこの基本法をどう育てていくのか、今後の運動の重要性を確認し合いました。

 後半は平成16年7月に提出された「訴訟参加制度案要綱」について山上弁護士よりお話を伺いました。制度案の内容について分かりやすく解説をいただき、犯罪被害者が単なる証拠品ではなく、当事者として裁判に参加できる制度があってこそ本当の意味で犯罪被害者の権利と尊厳が守られると実感しました。

裁判の時にただ傍聴席に座って、悔し涙を流すしかなかった自分自身の屈辱を思い返しながら、この制度の実現を心から願わずにはいられません。そして、これがまさに基本法に魂を吹き込んでいくことなのだという思いを一層強くしました。
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