- 参加人数
- 参加者22人(会員13人)
- 内 容
- イチョウの黄葉も大分進んだ上野の森で集会が開かれました。
犯罪被害者等基本計画案で、警察が被害者の実名を発表するか匿名にするかは、個別に判断するという原案に、日本民間放送連盟は、すべて実名を発表し、判断は報道の自主性に任せるべきであるという申し入れを犯罪被害者等基本計画検討会にしました。
私たちは事件発生時の報道被害について意見交換をし、実名発表の可否を議論しました。それぞれ事件が違うので、実名発表は被害者の意思に任せて欲しいという結論になりました。
そのあと、私財を投げ打ち被害者運動を続け、犯罪被害給付制度が作られる基になった市瀬氏をモデルに書かれた、佐藤秀郎著「衝動殺人・息子よ」について勉強しました。木下恵介により映画化もされました。
30年近く前の作品にも係らず、今も少しも変わらない被害者の実状が浮き彫りにされていました。
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