- 参加人数
- 参加者24名(会員18名)
- 内 容
- 議題は「更生保護における犯罪被害者等施策にについて」で、大阪保護観察所企画調整課の被害者担当官から6ページのレジュメを基に話していただきました。
非常に分かりやすく、質疑は活発なものとなりました。
平成19年6月15日「更正保護法」が公布され同年12月1日から「更生保護における犯罪被害者等施策」が開始され、大阪保護観察所では
- 被害者担当官の配置(大阪は1名)、
- 被害者担当保護司の配置(大阪は3名)、
- 被害者相談専用電話の設置(06-6949-6522)、
- 被害者専用相談室及び専用案内板の設置
という4つの取り組みと、更正保護法までの歴史的経緯等を説明いただきました。
当日参加した会員の内6名の犯人が出所する可能性があるためいろいろな質問が出ました。
これまで加害者のみしか見てこなかった保護司の視点が被害者に2次被害を与えるのではないか、被害者の視点からの教育を行うべきではないか、保護司の責任・権限が中途半端なものであってはさらなる被害を生むのではないかという懸念も出されました。
今回だけで終わるのではなく継続して話していきたいという結論になりました。
大阪府庁から「被害者等を支えるマンパワーの裾野を広げるため犯罪被害者等支援テキスト(仮題)を作成する予定であるが、被害者の視点で地域社会や市町村に求めることを教えて欲しい」と依頼があり回答書を記入し送付しました。
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