- 参加人数
- 参加者21名(会員18名)
- 内 容
- 大阪保護観察所の被害者担当官の保護観察官である西崎勝則氏とともに、大阪府内の4人の保護司からお話をうかがいました。
保護司の役割や内容、記憶に残った事案などをうかがいました。
少年よりも親を保護観察しなければならないような事例が多いことや、何度も希望を持ちかけては裏切られる徒労感を本音で語ってくださいました。
私たち被害者は加害者と直接つながりを持ちたくありませんから、保護司には加害者と被害者という両岸の間の中洲であってほしいと思います。
中洲から、それぞれの岸にハネ橋があり、普段、橋はあがっているが、必要な時に片方ずつ橋がかかるという形です。
また、被害者には苦しみが一生続きますから、加害者にも死ぬまで贖罪の気持ちを忘れないでほしいという思いを伝え、再犯を防ぐべく更生に向かう支援をしていただきたいです。
犯罪被害者側がもっていた保護司のイメージを変える優れた人格の方々でした。お互いに率直な意見交換ができました。
その後、会員の草刈さんと上内さんの事件の一審判決の報告がありました。
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