1908年(明治41年)に施行された刑法の法定刑が約100年ぶりに初めて大幅に見直されることになり、法務省案が発表されました。日本の刑罰は余りに軽すぎ、量刑引き上げは、犯罪抑止の面でものぞましいことであることは、『あすの会』が訴えてきた事であります。 また、量刑を考える尺度にもなる平均寿命は現行法が制定された当時、男女ともに44歳であったことを思うと、今日の平均寿命の延びを考えた時、量刑の問題のみならず、犯罪被害者の被害感情も長く残る時代である事をふまえれば、刑罰強化は当然であり、急務といえます。