おかしいと思いませんか (ニューズ・レター)


司法解剖と遺体搬送費
(2001.6.25)

最高裁判所は、犯罪の捜査や刑事裁判は、犯罪によって公の秩序が侵害されたから、その秩序を回復するためにするので、被害者・遺族のためにするのではない、といっています。 「刑事司法はお上のために、お上がするのだ」という、江戸時代の考えがそのまま残っているのです。
お上のための捜査なら、お上が捜査費用を持つのが当然でしょう。

 主婦が玄関先でめった刺しに刺されて殺害される事件がありました。 警察は大学病院へ遺体を運んで司法解剖するといいました。 遺族は、これ以上被害者に痛い思いをさせたくないから解剖はやめてくれと頼みましたが、警察は「捜査上必要だ」と言って一方的に遺体を持っていってしまいました。

ところがです。その後警察から「解剖が済んだから遺体を取りにきてくれ」と連絡が入ります。警察が勝手に持っていった遺体だから、警察が返してくれるだろうと思っていた遺族はびっくりしました。結局、葬儀社に頼んで引き取ったその費用は遺族が支払いました。

 被害者・遺族の無念を晴らすためでなく、公の捜査のために解剖したのなら、遺体の返還は警察が警察の費用でするべきではないでしょうか。
これを遺族の負担にするのはおかしいと思いませんか?
【私たちの声がとどきました】
「司法解剖後の遺体返還について」 「司法解剖後の遺体修復措置について」



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