第1 ドイツ |
1.刑事司法制度の概要
- 【1】制度の概要
-
- 職権主義
- 参審員制度
- 起訴法定主義
- 起訴後の中間手続きの存在について
- 直接主義、口頭主義
- 保安手続き
- 【2】刑事手続きの流れ
-
- 捜査
- 公訴の提起
- 中間手続き(公判の開始に関する裁判)
- 公判の準備
- 公判期日の手続き
- 判決
- 上訴
- 【3】犯罪被害者の権利について
|
2.私人起訴(Privatklage)
- 【1】意義
- 【2】私人起訴の要件
-
- 犯罪の種類
- 起訴権者
- 和解の不成立
- 【3】私人起訴の方法及びその手続き
-
- 私人起訴の方法
- 公訴かいしの可否に関する手続き
- 【4】公判手続きの遂行
- 【5】手続きの終了
-
- 中途での手続きの打ち切り
- 判決により終了
- 【6】上訴
- 【7】検察官の地位
-
- 起訴について
- 手続きの関与について
- 【8】費用等の負担について
-
- 手数料の予納
- 担保の提供
- 【9】補佐ないし代理
- 【10】私人起訴の意義
|
3.訴訟参加(公訴参加)(Nebenklage)
- 【1】意義
- 【2】訴訟参加の要件
- 【3】訴訟参加の方法及びその後の手続き
- 【4】訴訟参加人の権利
- 【5】検察官との関係
- 【6】実際の訴訟追行上の訴訟参加の意義
- 【7】改正が必要な点
|
4.付帯私訴(Entscshadigung des Verletzten)
- 【1】意義
- 【2】要件
- 【3】申立の方法と効果
-
- 申立の方法
- 効果
- 【4】公判手続きへの関与
- 【5】手続きの終了
-
- 申立の却下
- 裁判
- 【6】執行
- 【7】運用上の問題点
|
5.調査報告
- =訴訟参加(公訴参加)=
【1】成立の背景と現状
-
- 立法趣旨
- 反対論
- 現状
- 【2】法的性質
- 【3】利点
- 【4】問題点
- 【5】改正
-
- 対象犯罪のスリム化
- 少年犯罪への導入
- 補佐人たる弁護士費用の国費化
- =付帯私訴=
【1】利用率が低い理由
- 【2】改正案(特に連邦司法省)
- 【3】付帯私訴の制度それ自体に対する
=私人訴追=
【1】適用率が低いことについて
- 【2】被害者の提出証拠が不十分な場合の対処について
|
6.評価・考察
- 【1】訴訟参加(公訴参加)について
- 【2】私人起訴
- 【3】付帯私訴
- 【4】検察官との関係
- 【5】刑事裁判の目的
- 【6】被害者の証拠収集の方法
- 【7】被告人の防御権を侵害するとの主張に対する反論
- 【8】量刑が重くなるとの主張に対する反論
- 【9】裁判が感情的になるという主張に対する反論
- 【10】結論
|