第2章 ドイツ |
第1 ドイツ犯罪被害者補償制度の概要
- 【1】沿革及び理論的根拠
- 【2】法的性質
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- 権利性
- 他の社会保障制度との違い
- 【3】現行制度の詳細
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- 対象となる犯罪及び被害
(1) 故意・暴力行為・健康上の被害
(2) 精神的被害
(3) 加害者不明
(4) 責任無能力者の行為
(5) 子供に対する性的虐待
(6) 間接損害
(7) 遡及的適用
- 補償請求が拒否される場合
(1) 補償が不当になる時(犯罪被害者補償法2条1項)
(2) 通知が遅れた時(犯罪被害者補償法2条2項)
- 補償の対象者(犯罪被害者補償法1条4項以下)
- 申請に必要な書類
- 申請受付機関及び審査機関
- 申請期間・遡及効・時効
- 犯罪被害者補償制度の告知方法
- 犯罪立証に必要な資料の収集方法
- 稼得能力喪失ないし減少度の審査方法
- 給付内容
(1) 治療費
(2) 住居費・リハビリ費用など特別の支出に対する援助
(3) 埋葬金
(4) 年金
- 国の補償・被害者の民事上の損害賠償請求権・国の求償権
- 求償権
- 申請件数と認可件数
- 財源
- 不服申立手続き
- 【4】現行制度の問題点
- 【5】最近の動向
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第2 調査報告
- 【1】ミュンスターのLVA
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- 訪問の概要
- ホーセル氏のあいさつ
- 犯罪被害者補償法(OEG)についての説明
(1) 沿革及び理論的根拠
(2) 補償内容の概要
(3) 対象となる犯罪
(4) 補償の対象者
(5) 年金給付
(6) 治療費の給付
(7) 介護費用の給付
(8) 要件
(9) 申請期間
(10) 他の社会保障制度との関係について
(11) 捜査機関の資料の開示について
(12) 財源について
(13) 年間予算について
(14) 申請件数と不服申立件数について
(15) 広報について
(16) 心理学者からの提言
- 求償権について
- 【2】ノルトライン・ヴェストファーレン州・健康、社会、女性、家族省
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- 訪問の概要
- ブルケルト氏のあいさつ
- 犯罪被害者補償法(OEG)についての説明
(1) 制定
(2) 理論的根拠
(3) 適用範囲
(4) 担当機関
(5) 請求の要件
(6) 請求権者(国籍要件)
(7) 給付内
- 最近の動向
- 質疑応答
- 【3】デュッセルドルフ援護庁
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- 訪問先の概要
- 庁舎内の見学・案内
- 犯罪被害者補償法(OEG)についての説明
(1) 適用要件
(2) 申請方法
(3) 適用される犯罪
(5) 証明の方法
(6) 給付内容について
- 質疑応答
- 【4】ケルン援護庁(ケルン警察が同席)
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- 訪問の概要
- ケルン援護庁における運用
- ケルンモデルについて
- 犯罪被害者補償制度について
(1) 告知について
(2) 「捜査資料の取り寄せについて
(3) 治療費について
(4) 年金制度
(5) 精神的被害による稼得能力の低下について
(6) 遡及効
(7) 広報活動
(8) 女性の被害者に対して
(9) 処理体制
- ケルン警察の役割
(1) ケルン警察の概要
(2) 被害者支援の根拠
(3) ケルンモデルの沿革
(4) 支援体制
(5) 警察における被害者「保護」及び「援助」の活動内容
(6) 警察官の訓練
(7) ケルンモデルの運用実績について
- 【5】ケルン大学心理トラウマ研究所ケルン警察の役割
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- 訪問の概要
- 研究所の活動(ケルンプロジェクト)
- 統計等
- 質疑応答
- 【6】シュトリーニングご夫妻との懇談
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- 訪問の概要
- 犯罪被害者補償法(OEG)についての説明
(1) 理論的根拠
(2) 給付内容
(3) ドイツ民法上の損害賠償請求権と犯罪被害者補償法の関係について
(4) 援護庁について
(5) 犯罪被害者補償法に携わる弁護士の具体的業務内容
- 質疑応答
- 【7】白い環
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- 訪問の概要
- 白い環の概要
- 犯罪被害者補償法の補償の根拠について
- 対象犯罪はなぜ故意犯に限定されるか
- 申請手続き
- 求償権について
- 犯罪の発生・申請・認可件数について
- 不服申立て手続
- 改善すべき点
- その他
- 社会保障制度(健康保険、年金保険、労災保険)との関係
- 【8】ヘッセン州社会保障省
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- 訪問の概要
- ヘッセン州社会保障省の概要
- ドイツ社会保障システムの概要
- 犯罪被害者補償制度について
(1) 理論的根拠
(2) 財
(3) 給付の概要
(4) 改正の可能性
(5) 補償拒否の例
(6) ヘッセン州における具体的データ
- 【9】連邦刑事局
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第3 ドイツ社会保障制度について
- 【1】社会保険
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- 法定健康保険(公的医療保険)
(1) 被保険者
(2) 保険料
(3) 給付内容
(4) 外来診療
(5) 入院療養
(6) 薬剤支給その他の現物支給
(7) 疾病手当金(傷病手当金)
- 年金保険(法定年金保険)
(1) 稼得能力減少に基づく年金の種類
(2) 年金支給額の算定方法
- 労災保険(法定事故保険)
(1) 保険者・保険料
(2) 犯罪被害者への適用
(3) 給付内容
- 介護保険
- 【2】社会扶助
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第4 評価と考察
- 【1】理論的根拠
- 【2】給付内容
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- 治療費
- 特別の支出
- 年金
- 【3】時効
- 【4】犯罪被害者補償法の遡及的適用
- 【5】精神的被害や間接損害、暴行を伴わない事例への拡大適用
- 【6】国の補償・被害者の民事上の損害賠償請求権・国の加害者に対する求償権との相互関係
- 【7】求償権行使についての配慮
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